黒光色仕上げについて
材料費がとても高価になりコストがかかります
最高級の墨と朱と本金粉が原材料です。
金の値上がりで大きな作品は作成が困難になりました。

総長さ約２６．５ｃｍ幅約１０．２ｍｍ奥行約６．５ｃｍ
柘植製  
火炎光背 岩台座 黒光色
密教の根本尊である大日如来の化身、「お不動さん」の名で親しまれ、大日大聖不動明王 無動明王、無動尊、不動尊などとも呼ばれる。
アジアの仏教圏の中でも特に日本において根強い信仰を得ており、造像例も多い。弘法大師空海が中国より密教を伝えた際に日本に不動明王の図像が持ち込まれたと言われる。
「不動」の尊名は、8世紀前半、菩提流志（ぼだいるし）が漢訳した「不空羂索神変真言経」に「不動使者」として現れるのが最初である。
「使者」とは、大日如来の使者という意味である。密教の明王像は多面多臂の怪異な姿のものが多いが、不動明王は一面二臂で剣と羂索を持つのを基本としているその身体は基本的に醜い青黒い色で表現される像容が多い。
これはどぶ泥の色ともいわれ、煩悩の泥の中において衆生を済度せんことを表しているといわれる。
しかし底哩経などには、身体の色は青黒か赤黄とあり、頂は七髷か八葉蓮華、衣は赤土色、右牙を上に出し左牙を外側に出す、というのが一般的とされる。 
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