xkcrx 先月登録したばかりの脇差です。
豊後高田一派は今の大分県周辺で鎌倉時代から幕末まで製作していた刀鍛冶集団です。
そのなかでも古刀期、室町時代のものを平高田と呼んでおります。
この作者である盛常は戦国時代頃の刀匠のようです。
姿は乱世の世相を表した冠落し造りの鋭く覇気ある体配です。
薄い錆が見られますが深錆ではないので研磨で除去できる程度です。
刃切れ、鍛えワレ、フクレはございません。
拵えは江戸期のものでこの刀に元々付属していたオリジナルの拵えです。
ガタツキ、鯉口の緩みはございません。
武士の正式な二本差しに用いる脇差でいわゆる登城差しです。
士分の差料だったのでしょう。
御落札後所有者変更届の提出が必要になります。書類は此方でご用意いたしますのでご安心ください。
元幅 3.1㎝ 元重 0.7㎝強
【登録書情報】
種別 わきざし
長さ 46.0㎝
反り 1.2㎝
目釘穴 1個
銘文表 豊洲高田住平盛常 裏 なし

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送付方法 ゆうパック着払い

できる限り破損がなく最小サイズの梱包になるよう心がけております